上條医院ブログ

2013.03.04更新

 私たちはコレステロールを食事で摂りいれていると思うかも
しれませんが、コレステロールの2/3は体内でつくられています。
コレステロールは肝臓をはじめ、体内の様々な臓器で
つくられます。毎日一定量が合成され、それで足りない分が
食事から摂り入れられ、小腸から吸収されます。
 人間の体にとって、コレステロールは必要不可欠なものです。
細胞膜をつくる材料であり、維持するうえでも必要です。
コレステロールが少な過ぎると、細胞が壊れやすくなります。
コレステロールは性ホルモンの材料としても重要な役割を
担っています。コレステロールが不足すると、
免疫力が低下して病気に対する抵抗力が弱くなったり、
神経の伝達に障害が生じたり、消化不良を起こして下痢を
するなどの体の不調を引き起こす原因となります。

投稿者: 上條医院

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