日本動脈硬化学会では、悪玉コレステロールが140以上が
高LDLコレステロール血症、善玉コレステロールが40未満が
低HDLコレステロール血症として、脂質異常症の診断基準の
ガイドラインにしています。(2007年から総コレステロールは
診断基準から除外)
このように、LDLを悪玉コレステロール、HDLを
善玉コレステロールとして、LDLは少なければ少ないほどいい、
HDLは多ければ多いほどいいと、単純に考えがちですが、
それは大きな間違いです。
HDLだけでなくLDLも、大切な役割を担っているのです。